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店長ブログ

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べっ甲師匠に弟子入りの巻

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お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

今月は「べっ甲生姜」というお料理を作っています。

日本料理で「べっ甲」という言葉はよく使われますが、濃口醤油でしっかり色をつけたお料理の事です。

 

まず新生姜を角に切り、全ての面に無数の穴をあけていきます。

         

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米ぬかを入れたお湯で2時間、その後ぬか抜きの為に30分きれいなお湯で湯がきます。

 

 

                 湯がき終わった新生姜。あくが抜けて柔らかです。

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最後に酒、濃口醤油、砂糖などでしっかり炊いておしまい。

・・・というように結構手間がかかる、「家では絶対やらへんシリーズ」の1つです。

 

                     晴れてべっ甲一門に仲間入り。

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今月は小角に切って八寸に付けています。

和食らしい、しみじみ系の味。

「ご家庭でもどうぞ」とは言いません。食べに来て下さい! (荒井)

                                        

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お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

硬派な日本料理はもちろん得意ですが、祇園迦陵はこんなんもできます。

 

                   生地から自家製、抹茶のロールケーキです

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焼いた生地に小豆入りの生クリームをのせて

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巻いていきます。


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甘さひかえめで大人の味です。

和食屋らしからぬ、コーヒー、紅茶も準備してますのでご一緒にどうぞ。

 

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こちらはデザート担当、林。

18歳の誕生日があと1ヶ月を切ったらしく、やたらとカウントダウンしてきます。

大変面倒なので、早くこの期間が過ぎて欲しいものです・・・。  (荒井)

 

 

Square Pig 物語

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お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

今月の炊き合わせ、豚の角煮が美味しいです。

 

まず豚バラ肉をブロックのまま焼きます。

 

                           これが

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                       こんなことになります

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それを米ぬかで2時間、ぬか抜きのために30分湯がきます。

 

                      軟らかくなるんです

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圧力鍋で炊いて出来上がり。

                    

                      入れてる物は秘密です

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・・・・というように、とても手間がかかるんです。

しかも焼いている時は油が回りにはねまくったりと、家庭では絶対出来ません。(嫁に殺されます)

 

祇園迦陵では炊いた茄子、下に湯葉の摺り流しをひいて、あっさりと食べて頂けるようにしています。

5月いっぱいのメニューなのでお急ぎください! お待ちしています!  (荒井)

 

 

 

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濃縮南京的な考え方です。

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お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

今月、大変好評を頂いている椀物の南京豆腐をご紹介。

かぼちゃの甘味、豆腐の柔らかさが絶妙です。

 

裏ごしたかぼちゃを胡麻豆腐を作る要領で、くず・だし汁等と練っていきます。

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しっかり練りあげたら、流し缶で固めます。

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冷やして切ったら出来上がり。

今回は揚げ煮にした鯉をのせて、お椀にしています。

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写真には上げていませんが、大量のかぼちゃを切る、裏ごす作業も中々大変なんです・・・。

でもその価値あり! 本当に美味しいです。

家庭では出来ない味を是非食べに来て下さい! (荒井)

   

 

お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

今日はキャラ蕗を炊きました。

 

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山蕗(やまぶき)を醤油をたっぷり使って保存がきくように炊いたお料理。

 

濃い茶色をさす「伽羅色(きゃらいろ)」から付いた名前だそうで、キャラ煮といいます。

さっと湯がいて、天日で半日干した後炊きます。

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昔の仕事も中々おもしろい。

こういう伝統の料理も次世代に繋いでいける料理人でありたいです。 (荒井)