お読み頂きありがとうございます、祇園迦陵堀部です。
やっと暖かくなってきました、二条城の桜も咲き始め、明後日から「都をどり」も始まり京都の春がやってきます。
この週末の東山はたくさんの人で賑わいそうです。
4月のお料理の一部ご案内させて頂きます。
先付けの「うすい豆腐」旬のうすい豆をお豆腐に仕立てました、天に生雲丹とわさび、桜をあしらっています。
お椀物は「桜海老の真丈」駿河湾産の桜海老をすり身と合わせて真丈にしています。
あしらいには蕨と桜大根、木の芽
炊き合わせ「穴子鳴門巻と筍、小茄子、絹莢」
強肴は「車海老、鳥貝と春野菜のとまと酢」おくどさん御飯の前にさっぱりと、とまとの酸味がここちよく春のにがみもいい感じです。
お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。
春らしい食材が色々と出てきています。
今日は蕗（ふき）のお話。
独特な香りと苦みが特徴の蕗。
皆さんも、「子供の頃は嫌いやったけど今は大好き」シリーズの1つではないですか？
毎年この香りで春を感じます。
祇園迦陵では、フキノトウは細かくし、味噌に混ぜたり、
葉っぱはきざんで佃煮にしたりと、色んな使い方をします。
あくが強いので、水にさらしたり、油で炒めたりと下ごしらえが大変なのもこの野菜の特徴。
手間ひまかけても主役にはなれませんが、いい仕事をする、
そんな「和食界のクリリン」こと蕗をどうぞよろしくお願いいたします・・・。 （荒井）
お読み頂きありがとうございます、祇園迦陵 堀部です。
今日の京都の最高気温は１３℃、午前中は雨ふりでしたが、手袋、マフラー、ヒートテック(笑) してなくても全然大丈夫でした！
北野天満宮でも梅の花が咲き始めたそうでいよいよ春の到来です(^。^)
今年は花粉の飛散が少ないようで (なによりこれが一番うれしい！！） ほっとしております。。
３月は雛の節句、うちにもそろそろお雛様が飾られます。
私の母は80を越えていますが、いまだに雛祭りが大好きです、3月3日は嫁と孫で女同士集まりたがります、女性は皆さんそうなんでしょうか？
3月の献立は少し雛祭りを取り入れたお料理です。
お椀物は「うすい豆と湯葉の真丈」上に菱餅に見たてた大根と人参と桜の花
お凌ぎは「蛤と穴子の蒸し寿司」あしらいに桃の花
先付けに蛍烏賊と春キャベツ、独活と蕨
炊き合わせ「筍と小芋、南京の蕗味噌餡」
先日、3月のお料理の試食会がありました、お椀物がとても美味しかったです！
ご来店お待ちいたしております。
―お知らせ―
3月8日(木) 浪乃音酒造お酒の会お席わずかとなりました、お時間ございましたら是非この機会ご利用下さい。
お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。
劇的ビフォーアフター、今回は蓮根のリフォームです。
これは花蓮根という日本料理では基本的な仕事。包丁一本でできます。
蓮根がきれいにドレスアップ！
これを湯がいてからスライス、そして甘酢に漬けて出来上がり。
今月は焼き物のあしらいに使ってます。
リフォーム完成。「匠」のおかげで蓮根がこんなに可愛らしく変身。
ちなみにこの穴は、泥の中で蓮根自身が呼吸するために開いているんだとか。
そんなおもしろい形もこの野菜の魅力ですな。 （荒井）
祇園迦陵、冬の一押し企画！ 是非お問い合わせ下さい！
お読みいただいてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。
本日、鰯の入荷がありました！
今月は八寸に、炊いた鰯をお付けしています。
ピカピカの鰯達300匹が来店。今日は大変だ・・・。
「鰯、7回洗えば鯛の味」という言葉がありますが、１００％嘘です。
ただ味が抜けるだけです。
一つ一つ頭と内臓を取って、水道水で洗います。
良く水気を拭いて完成、明日炊き上げます。この姿で海にいてくれたら料理が楽チンなんですが・・・。
手間はかかりますが美味しいこと、安いことがこの魚の魅力。
家庭でも使いやすい魚ですよね。
祇園迦陵では、炒って細かくした鰹節をまぶしてお出ししています。
脇役ですがしみじみ美味しいです。
是非食べに来て下さい！ （荒井）