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店長ブログ

2013年4月記事一覧

千社塔煮

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お読み頂きありがとうございます、祇園迦陵 堀部です。

 

今月の焼き物のあしらいに添えている「千社塔」

山くらげの名前で皆さんご存知でしょうか?中国では「皇帝菜」で食されています

千社塔はレタスの仲間、球状のタイプでは無く茎レタスです。

その茎の部分を乾燥させた物が「千社塔(山くらげ)」です、コリコリした食感が特徴でその食感がクラゲに似ている事から山くらげと呼ばれています。

 

こちらが乾燥させた千社塔、これを炊く前の日から水につけて戻しておきます。

 

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生のまま使う場合は10センチくらいの長さに切って、皮の部分の繊維質をかつらむきして取り外し、芯の部分だけ味噌漬けにします。

味噌漬けは、よくおせち料理などに盛り込まれます。

 

こちらが戻して炊き上げた物、上がりにごま油を入れ風味豊かに仕上げます。

お酒のおつまみご飯のお共に最適です。

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お読み頂いてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

ホタルイカが美味しい季節です。

 

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生のホタルイカの内臓には寄生虫がいる場合があるらしく、最近は生食はダメ!とされています。

(僕が料理を始めた10年ちょっと前は、どこの店でもお造りで食べられ、また人気でした・・・

 

というわけで、ボイルすると

 

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こんな感じになります。

 

和食はもちろん、パスタなど洋食にもいけるホタルイカ。

万能です。

暖かくなり、その愛らしい姿ともお別れの時期がそろそろ・・・。  (荒井)

 

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お読み頂きありがとうございます、祇園迦陵 堀部です。

 

今日の京都の最高気温は26℃、汗ばむくらいの陽気T-シャツ一枚で丁度いいくらいのお天気でした

花見小路も連日たくさんの人で賑わい、今日はソフトクリームを食べながら歩いている方が多かったです(^^ゞ
抹茶アイスがとても美味しそうでした。。

 

昨日はお休み!

久しぶりに酒蔵見学へ行ってきました。

お邪魔したのは京都の南、伏見にある「清酒 富翁」の蔵元 北川本家
北川本家さんは江戸時代1657年に創業、現蔵元で14代目となられます。

 

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新酒鑑評会では通算14回の金賞を受賞されています。

蔵の中はかなり広く大きな蔵で、何トンもあるタンクがずらっと並んでいます、洗米機も製麹機も機械化されていますが最後はやはり人、杜氏さん始め蔵人さん達が細かい所まで細心の注意を払いお酒と向き合っておられる姿が印象的でした。

007.JPG洗米から蒸し器、麹作りの工程を見学せて頂き、お楽しみの利き酒(*^^)v

今回は迦陵PBのお酒を作ることもあり、ご無理お願いして大吟醸から純米まで数種類のお酒を利かせて頂きました。

優しい口当たりがとても心地よく、のど越しさわやかで特に五百万石で作られた純米は京都のお料理ととても合いそうです。

 

この時期限定のうすにごり「大吟醸純米 ささにごり」も利かせていただき、フレッシュ感一杯で口にふくんだ時の鼻から抜ける香気が芳醇で香り豊かなお酒でした。

 

いろいろ利かせて頂き、特に今回の一番お気に入りはこれっ! 
純米 乾風(あなぜ) 酒米は五百万石 精米歩合58% 吟醸酒造りで醸されなめらかで芳醇、コクがあり余韻の切れも良く飲み飽きしないお酒です。

酒蔵へいくと作り手さんの心意気や思いが伝わりとてもいい勉強ができます。

お客様へお薦めする時にも少しでも蔵元さんの思いや意気込みを伝えらればと思います。

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お読み頂いてありがとうございます。祇園迦陵、店長の荒井です。

 

皆さんは自転車の補助輪を取ったときの事を覚えていますか?

 

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先日、娘からの要望にお応えする形で、コロなし自転車の練習をしました。

子供の頃、自分が経験した懐かしい記憶を思い出しながらのお手伝い。

 

チャレンジ1回目で成功し、父親をあっさり越えてしまったことはさておき(笑)、楽しい時間が過ごせました。 (荒井)

 

 

            調子に乗り、ジャンジャン進む彼女。5秒後にきれいにコケはりました・・・。

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日本酒の辛口って?

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お読み頂きありがとうございます、祇園迦陵 堀部です。

寒暖の差が激しい日がつづいていますが皆さん体調お変わりないですか?
迦陵でも先日はクーラーを入れたり今日は暖房を入れたり、便座を付けたり付けなかったり、毎日こんなに空調などの温度管理をするのは初めてです。。

 

お花見っ!!行かれましたか?
満開の桜の下お弁当持って美味しいお酒飲むの最高ですよねっ!

 

そんな美味しいお酒の話、今回は日本酒のお話をさせて頂きたいと思います。
 

日本酒造りは毎年10月頃から翌年3月くらいまで行われます。
今年もほとんどの蔵元さんが甑倒しも終わられ、各蔵からたくさんの新酒が出てきています、「しぼりたて生酒」や「にごり酒」が楽しめるのもこの時期ならではです。

迦陵でもいろんな蔵元さんのお酒を取りそろえております。

お酒を御注文の際「辛口のお酒ちょうだいっ!」とよくおっしゃられます、これがなかなか難しかったりします。。
お酒は嗜好品。
日本酒のラベルをよく見ると日本酒度というものが書かれています、この日本酒度のプラス・マイナスでだいたいの目安とはなりますが、甘い辛いが決まるものではありません。

日本酒作りの一番の特徴は並行複醗酵、麹米とお米をタンクに入れ糖化と発酵が同時に行われます。

日本酒はお米を糖化したもの、なので糖分の少ないお酒が辛い、糖分の多いお酒が甘いと思いがちです。

芳醇な旨みを持っていて口に入れた瞬間米の旨み(甘味)感じても、のど越しの切れが良く辛く感じるお酒もありますし、良く聞く淡麗辛口のお酒もあります。

また、酸度によっても甘く感じたり、辛く感じたりします。
淡麗でも甘く感じるお酒もあります。

いろんなお酒を飲んで頂いて自分が一番「美味しいな」と思うお酒を見つけて頂くのも日本酒を楽しむ一つかと思います。
「お薦めのお酒ちょうだいっ!」「この料理の合うお酒ちょうだいっ」とおっしゃっていただくと酒選びにも力が入ります。^^

 

 

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