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店長ブログ

2018年4月記事一覧

【京都 祇園 花見小路 会席料理 祇園迦陵】

全国の祇園迦陵ファンの皆さまこんにちは。

桑野です。

本日の祇園は「雨」でございます。

雨の中お越しいただけるお客様には本当に感謝感謝でございます。

もちろん晴れの日にお越しいただけるお客様にも感謝感謝でございます。

さて本題に。

毎月一日にかけ替えております、お軸のご紹介。

月末になってしまいまして、誠に申し訳ございません。

IMG_1381.JPG

【題】石橋(能楽の石橋の見どころである獅子舞を描いた。牡丹に戯れ舞い踊る獅子)

【筆者】金剛 謹之輔

    明治~戦前に活躍。画も得意とし、能を題材とした作品を多く残された

    方でございます。

【あらすじ】中国・インドの仏跡を巡る旅を続ける寂昭法師は、中国の清涼山にある石橋付近

      に着きます。そこに一人の木こりの少年が現れ、寂昭法師と言葉を交わし、橋の

      向うは文殊菩薩の浄土であること、この橋は狭く長く、深い谷に掛かり、人の容易

      に渡れるものではないこと(仏道修行の困難を示唆)などを教えます。そしてここ

      で待てば奇端を見るだろうと告げ、姿を消します。

      寂昭法師が待っていると、やがて、橋の向こうから文殊の使いである獅子が現れます。

      香り高く咲き誇る牡丹の花に戯れ、獅子舞を待ったのち、もとの獅子の座、すなわち

      文殊菩薩の乗り物に戻ります。

     

      らしいです。(* ´艸`)クスクス

 IMG_1382.JPG

  最近若女将が画像を載せてくれております。

  ただこのお軸に関しましては、実物を見ていただきたいです。

  あくまでも個人的な感想でございますが、繊細さと大胆さ、静と動とでも申し上げましょうか。

  それらが調和しあったすばらしいお軸でございます。*私は画のど素人でございます

 

  本日も私のブログをお読みいただきありがとうございました。

  祇園迦陵にもぴかぴかの一年生が入ってきております。

  男前です。また時期を見てこちらのブログで紹介させていただきます。

  

  

 

    

    

 

 

 

 

【京都 祇園 花見小路 カウンターで会席料理 祇園迦陵】

全国の祇園迦陵ファンの皆さまこんにちは、桑野です。

雲ひとつない晴天とはまさに今日のこと祇園のことでございますね。

本当にいい天気です。

桜は散りましたが、店の前の花見小路は観光客の方で賑わっております。

ここ数年、花見小路は海外からの観光客の方がすごく多く、昔とはずいぶん雰囲気が

変わったそうです。(私は昔の花見小路を知りません。)

休憩時間に通りを見ていると結構面白いもので、今日はすごく真面目そうな外人さんが、富士山!!

と書いた帽子を被ってすごいスピードで歩いていかれました。

そんな花見小路から入っていただける当店は、一階には個室が一部屋とカウンターがございます。

そのカウンターがよその店とは一味違いまして、調理場が一望していただけます。

IMG_1339.jpg

ですので、魚を焼いている所、御飯を炊いている所、デザートを作っている所、造りを引いている所、

お椀を作っている所、仕込みをしている所、寝不足であくびが出そうで、でも必死で我慢している所、

ミスして怒られている所、忙しくて余裕がない所、賄いを作っている所全てを見ていただける、空間

でございます。全てを見ていただけるので、時にはよその店の料理人よりもはるかにかっこよく

また時にはよその店の料理人よりもはるかにださくなります。ただ、僕たちの中では常にかっこよく

あろうとしています。祇園迦陵でしか味わうことのできない料理、そして祇園迦陵でしか目にすることの

できない風景、是非ブログをお読みいただいてるけど、まだ来れていないあなた、カウンターで食べた事が

ないあなたに味わっていただきたいです。お待ちしております。

IMG_1341.jpg

<次回ブログ予告> お軸

 

 

 

 

【桜散る京都 祇園 花見小路 会席料理 祇園迦陵】

全国の祇園迦陵ファンの皆さまこんにちは。

お昼の賄いを食べて眠気に襲われている桑野です。

長い間ブログの更新が滞ってしまいました事、深くお詫び申し上げます。

 

さて、最近はといいますと、寒い寒い冬が終わり、待ちに待った春が例年より早く来たせいで・・・

例年より1週間程早く桜が咲き始め、3月末に見頃を迎えてしまったせいで・・・

怒涛の忙しさがやってきてしまったせいで・・・

一生懸命料理を作りながら「早く桜散ってくれー」と願っていました。

そして、桜散りました。

 

この場を借りて、

桜へ、今年も京都の町を綺麗なピンク色で染めてくれてありがとう。

年に一回の晴れ姿、しっかりと見届けたで。

期間は決して長くはなかったけど、君が一生懸命満開の花びらで人々を幸せな心にする姿、

美しかったよ。次は紅葉やな。頼んどくで。

もうすぐ夏やけど今年は毛虫おとさんといてな。

 

てな訳で、連日満席だった祇園迦陵、少し空きが出てきております。

連日余裕のなかった板前の表情に、少し笑顔が出てきております。

一同お待ちしております。

 

 

 

 

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