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店長ブログ

2016年10月記事一覧

 

 

 

いつもありがとうございます。【京都祇園 花見小路 会席料理 祇園迦陵】

祇園迦陵、若女将の堀部です。

 

本年は「スチームコンベクションオーブン」と言う調理機械を導入致しました。

 

熱風・温度・湿度・蒸気など全てを一度単位で調整することが可能となり、食材の状態を緻密に管理できます。

 

全ての食材で蒸し器では表せなかった食感、旨味、甘みを表現できるようになりました。

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おせち料理となりますと、温かい出来たてをお渡しできませんので冷めても美味しく
お召し上がりいただけるよう、更にスチームコンベクションオーブンとじっくり向き合って参ります。

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

祇園迦陵、若女将の堀部です。

 

本日は、祇園迦陵のおせちのご紹介です。

 

壱の重

黒豆/田作り/スモークサーモン砧巻き/平目竜飛巻き/車海老旨煮/床節旨煮/ワカサギ白板昆布巻き/栗渋皮煮/出し巻き玉子/金柑蜜煮/たたき牛蒡/菊花蕪/千社塔味噌漬け/ローストビーフ/唐墨/紅白なます/イクラ/菜種


弐の重

筍煮/数の子/錦玉子/堀川牛蒡とりミンチ射込み/うなぎ八幡巻き/海老芋旨煮/蛸柔煮/助子旨煮/子持ち鮎甘露煮/鴨丸くわ焼き/ニシン煮/松笠くわい/蓮根小豆煮/絹さや/鯧西京焼き/鰆胡麻祐庵焼き/銀杏/鮟肝甘露煮/穴子龍眼巻き/ねじ梅/葉地神/手鞠麩

 

京都のおせちには欠かせない数の子、たたき牛蒡、田作り大きな芽が出るクワイなど

古くから言い伝えのある食材もお入れしております。

 

数の子は卵の数が多いことから、子孫繁栄を願って出されます。

たたき牛蒡は「地に根を下ろすように」と願って供します。

 

ごまめは素干ししたカタクチイワシをお醤油などで炊いたもので、「田作り」と呼び、豊作を願って食します。

 

この三種を重箱に入れるのは「おめでたさを重ねる」という意からです。

 

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皆様の新年がより良い素晴らしい日となりますよう祈願させて頂き、

徹底して全て手作りでおひとつずつお入れ致します。

 

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どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

いつもありがとうございます。【京都祇園 花見小路 会席料理 祇園迦陵】

祇園迦陵、若女将の堀部です。

 

本日は料理長が仕込みに追い込まれる渋皮煮のご紹介です(笑)

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出来上がった時に、渋皮の繊維が残ってはいけないので、まずは渋皮の掃除から入ります。

 

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営業が終わっても日付が変わってもコツコツコツコツ、、、、、

妥協や手抜きは一切ありません!

 

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みんなで黙々と一個、二個、、三個、、、四個、、、、

 

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約200個お掃除完了!!

これから鍋で炊いていきます。沸騰させてはいけないのでじっくりと。

 

一升に対してお砂糖一キロ使用します。

料理人の中ではこの割を“ほんみつ”と言うそうです。

 

一気にお砂糖を入れてしまうと栗が縮こまって固くなるので何回かに分けて丁寧に入れていきます。

 

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今月は八寸の中でお出しさせて頂いております。

 

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おせちにもお入れさせて頂きますのでご賞味いただけましたら幸いです。

甘すぎず、優しいお味の渋皮煮です。

 

 

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