今年も、祇園甲部歌舞練所で「都をどり」が始まります。

今朝、建仁寺の近くの桜や加茂川沿いの桜も、四月を待っていたかのように咲き始めました。

「都をどり」は震災の影響でキャンセルも若干有るようですが、花見小路通りの準備も全て完了し、明日から祇園町は一月間大忙しです。

ありがたいことです。

前に、ご紹介させていただいた、東北の地酒のメニューも明日からご案内させていただきます。

入荷が続く限り、お酒は東北のお酒をご用意させていただく予定です。

今回は、東北の地酒をご注文いただいた売り上げの一部を震災復興義援金として、微力ながら寄付させていただきます。

ご来店のお客様、どうぞご協力お願い致します。

「がんばろう、日本」　「がんばれ、東北」

昨日は、祗園迦陵定休日で震災のニュースの合間に、春の選抜高校野球の開会式を見ました。

地震の影響で式は簡素化され、ユニフォームの左腕には喪章を付け、甲子園にいる全員が何かしらの思いを持ちながらの開会式の様に感じました。

水城・東北・光星の行進時には、ひときわ大きく、長い拍手がおこりました。

出場校全員の行進が終わり、創志学園　野山主将の選手宣誓、感動しました。

日本国民の心を一つにさせてくれる心揺さぶる選手宣誓でした。

「生かされている命に感謝し、全身全霊で正々堂々とプレーすることを誓います。」　

祗園迦陵の経営理念は「人に喜び、人に感謝」です。

迦陵では「人に感謝とは、この世に生を受け、生かされていることに感謝し全てに人に優しさ、思いやり、誠実さ、を持って　ありがとう　の気持ちを大切に生きていくこと」と謳い、毎日スタッフ一同唱和し心に刻んでいます。

来月から祗園甲部歌舞練所では「都をどり」が始まります。

歌舞練所でも、今回の地震で華やかな「をどり」ということは慎むべきかと、熟慮されたようですが、祗園の伝統を誇りとし、日ごろのお稽古の成果を披露するしかない、その姿を被災された方々にもご覧いただき、しずんだ気持ち、しずんだ社会を少しでも明るくしそれが復興への活力として頂くことが最大の支援、と開催されることとなったようです。

京都の桜のつぼみも大きく膨らんできました。春の訪れです。

「がんばろう日本・がんばれ東北」、私たち祗園の料理店もがんばります。

今回の、震災で東北にあるたくさんの地酒の蔵元さんも大きな被害を受けていらっしゃいます。

人的被害は無さそうですが、蔵の壁や煙突の崩落、もろみ、貯蔵酒の亡失、製品の破損、津波の影響で蔵が浸水など、新酒の出荷の時期に大きな被害です。

これから復興に向けて大変な事、多々あると思います、私たち西日本の元気な飲食店はこのような形ででも、何かお役に立てればと思います。

四月の祗園迦陵の日本酒は全部東北の地酒です。

左から

・福島より　　　末廣　　　　　　山廃純米

・山形より　　　羽前白梅　俵雪　純米吟醸しぼりたて

・山形より　　　上喜元　　　　　純米吟醸　仕込み三三号「渾身」無濾過生原

・青森より　　　陸奥八仙　　　　純米吟醸

・福島より　　　飛露喜　　　　　特別純米

・福島より　　　大七　　　　　　生酛　辛口本醸造

運送状況により入荷が難しそうですが、東北のお酒いろいろ探してみてます。

がんばれ！！　日本！　がんばれ！！　東北！

日が経つにつれ、今回の大地震の被害の大きさ、爪あとの大きさがかなり深刻な事態になってきています。

何かお役に立てること、すぐにでも何か出来る事色々調べてみても、個人レベルでの救援は現状出来る事がない。

救援物資を送りたい、何か手伝いがしたい、関西はじめ西日本の全員が今すぐ被災された方々に何も出来ないことがつらく、悲しいです。

命がけで、原発と闘う人たち、寒さや食糧、燃料の不足、日常用品の不足と闘う人たち、本当に申し訳ない！なにも出来ない！

僕達に出来る事は、今自分たちに与えられた目の前の事を精一杯頑張ること、被災された人たちも分も精一杯がんばること、元気を出すこと

先人が、命をかけ血を流し守ってくれた日本を、今また一つになり日本を守りたい！この試練を乗り越えたい！！

東日本大震災被災者の皆さん　　がんばって下さい！！　今私たちに出来る事、出来る限りの事、考えています！！

今はこの言葉しか送れませんが、必ず何か力になれる事考え、行動します。！！

日本中！　世界中！の人々が、　地球上のすべての人たちが皆さんを応援しています。

希望を捨てず、　夢を諦めず、必ずやって来る未来に向けて　がんばってください！！！

今こそ、日本人全員が一つになる時！！　微力ですがやれることやって行きます。

がんばって！！　がんばれ！！　あきらめないで！！